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片山被告は冤罪!?PC遠隔操作事件にみる警察の腐敗 [事件]

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PC遠隔操作事件の犯人として起訴されていた片山祐輔被告が
行方不明らしい。

PC遠隔操作事件って?
2ちゃんねる、や公共施設の掲示板に殺人予告やら脅迫めいた書き込みがされて、
IPアドレスを追跡した結果、4人の男性が犯人として逮捕されたが、
これらの事件は実は、真犯人が4人の男性のパソコンにマルウェアを仕込んで
遠隔操作により書き込みを行ったことが後に判明し、4人は逮捕が取り消しになった。
その真犯人として逮捕されたのが、片山祐輔被告。

16日に、”真犯人”を名乗る者から片山被告もまた遠隔操作の被害者だ、と語るメールがマスコミ各社に
送られたが、それは保釈中の片山被告の自作自演とする見方が強まっているようだ。
その片山被告と連絡がとれない状態だ、という。

まるでミステリーのような展開です。
片山被告は真犯人なのか、それとも冤罪なのか?

そんなことはどうでもいい、といいたい。

この事件の真の問題は警察の腐敗にある。
一連の、威力営業妨害、脅迫、殺人予告がPC遠隔操作によるもの、と発覚する前に
警察は、無実の市民を逮捕し、起訴までしている。

まぁ、それだけなら、よくある「冤罪」事件だ。
警察だって人間の集まりだし、間違いもするだろう。
(というか、間違いだらけだが間違いを認めようとしないのがまた問題だが。)

問題は、起訴された2名のうち、1名は自供をしており、もう1名はかなりずさんな捜査で起訴されていることだ。

当然ながら自供した1名は片山被告の逮捕とともに、起訴取り消しになっているが、
自供には、犯行動機、手口などがもっともらしく書かれていたという。

やってもいないことを自白する
これは刑事ドラマなんかで出てくる。
ほとんど拷問といってもいい取調べ
眠らせない、威嚇する、暴力、大勢で罵声をあびせる、認めないと罪が重くなる、
または認めれば軽くしてやるなどと取引をもちかける
を行い、警察がもっともらしく創作した犯行動機やら手口を、
認めさせて、警察官が作った調書に署名させる・・・

これは刑事ドラマではなく本当に起きたこと、
そして今も普通に警察の取調べで行われていることなのである。

もう1人のほうは自供はいないが、
要するにIPアドレスが同じだから犯人に違いない、
というまったくずさん、というよりは犯罪的な職務怠慢、あるいは
短絡的な思考停止によって起訴までされてしまった。

事件は解決するにせよ、犯人不明にせよ、
また同じような事件は起こるだろう。

犯人は逮捕されてほしいが
「とりあえず犯人とされる者を逮捕すれば解決だ」
と考える警察に大きな問題がある。

ちなみに警察は起訴してしまった2名の取調べについて
問題はなかった」と発表している。

片山被告の問題よりも、こっちの方がよほど大きな問題といえないか?


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