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日体大の集団行動をテレビで見て感動する人の危険度は? [社会]

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日本体育大学の集団行動が話題になっています。
2014年の年明け、スペシャル番組を見た視聴者が「感動」「鳥肌がたった」と感想を書き込んでいました。

これを冷静に見て、
「北朝鮮のマスゲーム」のような薄気味悪さを指摘する声、軍隊教育につながるこの催しに嫌悪感を表明する声もありますが、
総じて、これを見ると人間は理屈抜きに「心を動かされる」ということは
間違いないでしょう。
だからこそ、危険だという人がいるのだと思います。

今の義務教育で行われているかはわかりませんが、
私が小学校、中学校のときには体育祭では必ず、
集団行動というプログラムがあって、行進をやらされたものです。

練習中は面倒くさくて、なぜこんなことをやらなければならないのか心底不満でしたが、
本番で一糸乱れぬ行進を終えた後、不思議な高揚感が沸き起こり、
確かにその一瞬だけはクラスの団結のような空気があったことを思い出します。

複数の人間が、集団で一糸乱れぬ動きをして何かの形を作る、という光景は
たぶん、動物が本能的にひきつけられるもの、だと思うのです。

たとえば、シンクロナイジドスイミングも、集団ではないですが、
2人~数人程度がプールで統率のとれた動きの美しさを競うものです。
私たちは手放しに、選手たちの美しい演技に拍手を贈ります。

これを「危険思想だ」という人は今のところ見たことがありません。
しかし、この数人が数十人になったものが出たら、きっと
シンクロナイズドスイミングは軍隊思想につながる危険競技だ、
ということになるのではないか?
ということは、要は人数の問題なのでしょうか?

たぶん、秩序に対して明らかに「美しい」と感動する心が伴ったとき、
同時に「これは危険だ」と認識するのでしょう。

日体大の集団行動、これを企業や学校の催し物に取り入れれば、
間違いなく、集団への忠誠心や団結力が高まることでしょう。
それが人間という生き物なのです。


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